バイオ飼育日記1月

2013年1月3日

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は産卵が3月に集中してしまいましたので、今年はずらしながら起こしていこうと思います。
最初の一腹が遅いと焦っちゃいますので、一便は近日中にも起こしちゃいます。
だって・・・塾生のおまんた囃子が、もう起こし始めたんだもん・・・や〜ね〜!
2月末までに産卵させたことはありませんが、今年は一腹だけでも早採りしてみようかしら・・・
今年は気合入れてがんばるじょ〜!
とは言いながらも・・・寒い・・・
自宅の水を張っただけの池は氷が厚く張っています。
自宅冬眠組の水温は1℃!こちらは冬眠から2ヶ月近く経ちました。

お〜!結構厚い氷が張っています。
寒い地域の方には甘っちょろい画像ですみません・・・
自宅冬眠池
波板で覆わないと、氷が張ってしまいますね。
魚も体を寄せ合って沈んでいます。
飼育場では最低が4℃位です。

HONOの場合は飼育場が温室もどきになっていますので、冬眠明けの最初(起こす時)は、ハウスの窓を閉めて、日当たりの良い舟を選び波板で蓋をします。それだけで、朝晩の水温低下が緩和されますので、冬場でも8〜12℃程度の水温が保てます。2〜3日してから15℃設定でヒーターを設置し、3〜4日は水温を上げるだけで餌も与えずに放置します。
水温が上がると魚は餌を求めて泳ぎ回りますが、餌を与え始めるのは合計1週間程度経ってからになります。
青水が濃くなり過ぎていなければ、餌を与え始める前に床直し(冬眠明けの最初の水替え)を行います。
水温が低い状態より良いかな〜って思っちょります。
餌も最初はできれば赤虫を1日一回から徐々に増やしていくと良かんべ〜。

まだ、起こしていませんので、下記は以前の画像です。

最初はとりあえず、蓋をして保温 冬眠の舟から古水を汲み
更水を張った舟に濾しながら注ぎ入れます。 床直し終了後の画像

2013年1月13日

お正月早々、結構きつい風邪をひいてしまいました。いかんの〜!
鼻水を垂らしながらも、10日から第一便の池を起こし始めました。
どの魚も調子良さそうです。
ヒーターの水温設定は15℃です。今日は暖かく17℃まで水温が上がりました。
徐々に上の温度が切り上がっていくのを待ちます。

餌も最初は1日一回で魚の調子を見ながら1日2回に増やしていきます。
しばらくはバイオ飼育で、できるだけ水替えを延ばすようにしています。
水替えの時はも古水をしっかり割ります。バイオ飼育水は産卵促進効果が高いと感じています。
とにかく、雌の腹ができあがってくるのを待つ感じですね。
更水でどんどん水替えを行っていくと、産卵しない場合が多かったので・・・

まだ先ですが、産卵間近になってくると、餌もしっかり与え、更水に近い状態にします。
何だかんだ言って、良い健康状態を維持するのが一番のポイントです。

今年の種魚の選択は、自分のこだわりや魅力の部分を持った魚を使います。
魚の雰囲気、尾形、腰の太さ、頭、尾付け、鱗並び、柄等魅力のある部分を持った魚であれば、良かんべ〜!
自分の系統は、どのような種を使うべきか、経験上でなんとなく分かってきます・・・と言いたい??なんちゃって

昨年のプラ舟バイオ飼育で育った仔です。一便で起こしました。
前かがり(尾)の強い雄 腰の太い、尾付けの良い雄
この雄の雰囲気好きだな〜!みたいな・・・ なんとなく使ってみたい雌・・・まっ!そんな感じです。


2013年1月18日

14日の大雪で、朝、家族(HONO以外)で浅草に車で出かけた後、帰ってこれなくなりました〜!
車は浅草のホテルに置きっ放しにして、電車で帰宅させました。
翌日、HONOが車を取りに行ったら、1日で何と駐車料金1万6千円!!割引券をもらって2千円で済んでえがった〜!

自宅の冬眠池も雪で蓋されて、蓋が持ち上がらない・・・
風が入らないので、逆に暖かいかな?

飼育場の方は、明け二歳を全て起こしました。
日中の水温上昇を利用して、夜間は保温・・・って感じです。
現在15〜16℃設定です。晴れれば日中に1〜2℃上昇しますね。
しばらくはバイオ投入で、週一回更水を3/1〜半分の水替えで引っ張ります。
特に産卵までの時期はバイオシークスルーはとっても有効ですよん。

日が落ちる前に蓋をして、断熱マットを被せ、朝まで保温します。

冬眠前に抱卵した感じの雌です。起こしたばかりですが、もう腹が柔らかい・・・
雌の方が産卵まで仕上がりが早いので、雄を早めに起こしておいた方が良いと思います。

卵管もっこしで、お腹がぽにょぽにょ!
この雌は、冬眠中の霜焼け?(お先が黒い)が残って
いますが、お腹ぽよんぽよんです。

 2013年 明け二歳 販売一覧

アップしました。

2013年1月30日

今日は、冬晴れで始めて日中の水温が20℃に達しました。室温は最高で24℃でした。
サーモスタットの設定は16℃です。日中に水温を上げて、日が落ちる前に蓋をして夜間は保温をしています。
ゆっくり水温が下がり、朝の段階で16℃まで水温が落ちます。
晴れが続くとほとんど電気代がかからないんだけど・・・
2月に入ったら、設定水温を徐々に上げていきます。

自宅で冬眠していた明け三歳の親魚も起こしました。徐々に餌も与え始めています。
夏場も冬眠?(ほとんど飼い込んでいない)でしたので小さめですが、1週間もすればもう少し見栄えが良くなるかな。

昨年、仔出しの良かった実績のある魚達ですので、今年も使いたいと思います。

もらってきたアクリルの1200cm水槽です。
外部ろ過器に大型スポンジフィルター、そしてバイオ投入で、低水温ながらがんがん餌を食べています。
とにかく楽ちん、ほとんど水替えしていませんが、飼育水はかなり透明度が高いですね。
11cm〜14cmの明け二歳が12匹入っています。
バイオシークスルー投入により、ろ過の目詰まりが少なく、ろ材やスポンジの掃除もほとんどしていません。
バイオがろ材の汚れ(ゴミ)を大幅に削減しています。

外部ろ過+大型スポンジフィルター+バイオシークスルーの無敵のトリプル浄化だよ〜ん!

卵を持った感じの仕上がりの早い雌を早採りの先発部隊とします。
雄をしっかり仕上げておかないといけませんね。
夕方になると池で雌を追いまくっている雄が目立ってきます。
追いの強い雄から先発部隊を選びます。

どか〜ん!と産んでくださいね。・・・自腹がでかいだけかな??



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