バイオ飼育日記10月

2012年10月5日

10月に入り水温も下がってきたので、健康管理に注意が必要な時期になりました。
水温が20℃を下回ってきたら、粒餌等も消化の良いものに切り替えたいですね。
大きい舟の仔達はサイズもかなり大きくなってきましたので、今年は早めに薄い青水でのバイオ飼育に切り替えたいと
思います・・・ってまだ品評会真っ盛りの時期だろ〜!!HONOはもう終わったかも?お先にど〜もすいませ〜ん!

大きい舟のHONO系(プラ舟の仔と同腹) ごっつい系(やらた太い仔が多かったです。)

青水に移行する場合、やっぱり種青水を作っておくと便利ですね。
プラ舟の場合、画像程度に種青水を割ってあげると、どんどん青水が進んでいきます。
(日当たり状態で進み具合が大きく違いますが・・・)
餌は赤虫の方が青水の進み具合は早いと思います。
バンバン餌を与えて、ガンガン水替えしていると青水はできませんので、これ以降の水替えは水温の低下と共に
5/4・4/1・3/1・2/1みたいな感じで元水の量を増やしていきます。冬眠までは薄い青水の状態で飼育していきます。
夏場の飼い込み時期とは違い、徐々に水替えを延ばしていきますので、バイオ飼育はとっても有効です。

種青水を飼育水に割り込みます。
水替え時が良いですね。
青水を割って2日目です。日当たりが良いと3日目
かなり青水が進みます。

東京のS様より、バイオ飼育の感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

お忙しい時期にメール失礼いたします。
我家の1200水槽のご報告と思いまして。

前回のバイオシークスルーの購入かららんちゅうだけでなく、熱帯魚水槽にもバイオを投入しています。
ワイルド物の原種エンゼルを飼育してるのですが発色と肌つやが格段に上がりました。
かれこれ5年近く飼育している個体ですが動きもシャープになった感じです。
餌は、おとひめと赤虫ですが貪り食うと言う表現がピッタリです。

8歳と6歳の息子達も「エンゼル綺麗になったね」と言うので間違いありません。
週一でROの純水を割り水して換水していたのですが、バイオを投入してからカルキ抜きした水道水を直接注水しても
肌荒れしませんし、死にません!エラ葢に乗ったメタリックブルーの発色など感動致します。

長々と長文すみません。ですがらんちゅうを始めて、バイオシークスルーを知り、HONO様のらんちゅうを飼育する事が
出来、仕事が休みの日に子供達と水槽を眺める!幸せな時間です。
本当にバイオシークスルーを使い始めて色々学んでいます。感謝です!

ありがとうございます!HONOはらんちゅうでしか試せないのでとっても助かりますし、良い結果で本当に嬉しいです。
しかし、HONOはらんちゅう馬鹿で熱帯魚等の知識が乏しくてすみません。


2012年10月17日

先週末から体調を崩してしまい、日曜日の品評会もお休みしてしまいました。ごめんなさ〜い!
金魚の調子を崩さないように気を配っていたら、自分が調子を崩してしまいました〜!バイオ飲んじゃおうかな?

先週は、らんちゅうHONO塾の塾生さん達の種魚交換会を行いました。これで熱出たかな?
皆さんの持ってきた当歳を見てびっくらこきました。卵からここまで仕上げたのね〜!すばらし〜!
ここ1〜2年ですごい腕を上げましたね。サイズも大きい仔14cm近くありましたよ。

どの魚も種に良さそうですね。みんなHONO系だけど、親が違うので交換して掛け合わせることで、
血が濃くずに良いかも?また、雄が多かったり、雌が多かったりで良い調整になりますね。

このところ水温も下がってきたので、各池薄い青水のバイオ飼育です。
これからの飼育では水替えも伸ばしたいし、バイオ飼育の本領発揮です。
水質が良くなる分、良質の青水が出来上がります。
でも冬眠はまだ先になりますので、餌もしっかり与えていきます。天候や水温に合わせて餌の量も調整する等して
冬眠まで健康管理に注意しましょう。
水替えは魚が見えなくならない程度に、割り水(元水の青水)を調整しながら行います。

秋口は抱卵してお腹が大きくなり産卵してしまう雌もいますが、特に雌はそれぐらいまでしっかり育てておくと
来春の産卵も早いですね。

2012年10月23日

朝晩の水温もかなり下がってきましたね。
冬眠まではある程度餌を与えますので、水替えを延ばしながら青水を維持していくにはバイオシークスルーA/B
がとっても便利ですよ。冬眠前に魚の調子を崩して、全て更水・・・なんてことは良くありますからね。
晴れた日に当歳を撮影しようと思います。
販売用もHONOショップも方で随時掲載していきますので、よろしくお願いします。

今日は岡山のT様よりお便りをいただきましたので、ご紹介させていただきます。(10月10日にいただいたメールです。)
春に黒仔で販売させていただいた仔もしっかりバイオ飼育で育てていただいてありがとうございます。

HONO様
こんにちは
本日は、日撮影した我が家の当歳たちの画像をお送りします。
この当歳たちは、3月中旬孵化で4月上旬にHONO 様から購入させていただいた当歳達です。

一番大きいサイズの仔で14cm に迫ろうかという勢いの仔もいます。
それぞれ欠点もありますが、中にはHONO系の特徴がよく出ている仔もいまして、弐歳,親までしっかり育て、
三歳でこの仔たちの仔引きに挑戦しようと思います。本当に良い仔たちを有難うございました。

「続いて、我が家のバクテリア飼育環境の紹介です。
10月までにハネた魚はらんちゅう好きの知り合いの方達にさし上げました。
現我が家のらんちゅうたちのほとんどはHONO血統で、現在、画像右手の一番大きい1600×1000の舟に画像で紹介
した当歳達が7匹(少数精鋭)が泳いでおります。右手の小さい舟に青水作り隊が3匹、左手の180 リットルの2舟に
それぞれ弐歳魚が3匹、2匹ずつ少数精鋭で泳いでおります。

弐歳魚も当歳も薄い青水の中を気持ちよさそうに泳いでおります。あとは玄関に大型のアクリル水槽から小型のアクリル
水槽に切り替えまして,観賞用として2匹のらんちゅうが泳いでおります。
陽当たりについては午前中から午後2時ぐらいまで陽があたりそれ以降はまったくあたりません。
風通しも良いですが、一番良いのは画像上の花壇の場所で陽当たり、風通しとも抜群です。嫁様の許可も得て、花壇に
当歳用の舟を2舟追加予定で来年の飼育に備えております。
室内のろ過付きアクリル水槽のバクテリア飼育水 当歳用2舟を追加予定の花壇

ここ数日の岡山の気温は最高気温が25度、最低気温が
17度。魚達にとっては過ごしやすい日々が続いています。当歳の餌食いも非常に良いです。毎日の天候、魚の様子に
注意しながらですが、この時期、基本的に給餌は朝一日1回、給餌の量は赤虫24ブロック(1匹あたり3ブロック+α)と
粒餌が大さじ約3杯分+α、たまにクロレラ6粒をすりつぶしたものを朝いっきに与えています。ここで我が家では毎日
バクテリアを餌投入時に投入しています。この舟(満水で水量360リットル)に対し、バイオA/Bともそれぞれすりきれ
5杯分投入しています。弐歳魚は当歳の餌の量よりやや少ない量で青水を維持しながら飼育していますが、バイオは
規定量の約半分を毎日必ず投入しています。

そのお陰で、今まで病気という病気をしたこともありませんし、品評会帰りの弐歳魚も隔離して薬と塩で様子をみました
が、四六時中元気でした。バクテリアと青水との相性は抜群で、また、1年間使ってみてバクテリア水が良好かそうでない
かも感覚としてわかるようになりました。今ではこのバクテリアを手放せません。

お便りどうもありがとうございました。
岡山のT様も昨年までは、当歳飼育に苦労されていたようです。
病気知らずでここまでしっかり当歳を仕上げられたのは素晴らしいですね。

HONOも感じていますが、ご感想としてNEWバイオを使用している池とそうでない池では、同じ餌の与え方でもバイオ飼育の方が
魚が大きくなるようです。餌(栄養)の消化吸収が良いのかな?



バイオ飼育日記11月へ

戻る
戻る