バイオ飼育日記11月

2012年11月5日

11月3日は日本らんちゅう協会全国大会に行ってきました。
HONOは当歳一匹出陣させましたが、残念ながら入賞できませんでした〜!
しかし、年一回しか会えないお友達にも会えたし、良い魚を見ることで勉強になりました。
毎年のことながら、来年がんばろ〜!・・・と気合が入りますね。
HONOが東大関獲るまで、みなさん!末永く見守って下さいね。今世紀中には・・・

全国大会会場風景(名古屋 鶴舞公園)

HONOのドボン魚!迫力不足でした。

お友達の愛知の山田さん「当歳東大関」と大阪の西口さん「当歳西大関」と素晴らしい結果でした。
山田さんは10年で3回の当歳東大関!大阪大会・名古屋大会・東京大会全てで当歳東大関獲得のグランドスラム!
すご過ぎて困りますな〜!

愛知の山田さん 大阪の西口さん

11月に入り水温もかなり下がってきましたね。
これから徐々に割り水の量を多くして、水温の低い日は餌を控える等、冬眠の準備段階となります。
特に種雌はこれまでにしっかりサイズをつくっておいた方が、来春の産卵も早く、楽になります。
サイズも十分なので今月末頃から冬眠させたいと思います。

抱卵している雌も目だってきました。

また、大きくできなかった当歳は、少しヒーター等で飼い込みしていくのも良いかもしれません。
来春の二歳会で使う魚も含めて、少し大きくしたい魚の冬場の飼い込み(バイオ飼育)も今後紹介させていただきますね。

◆突然ですが、11月10日(土曜日)午前10時〜HONOの飼育場で恒例の売り立て会を開催いたします。
よろしかったら遊びに来てくださいね。(
お問い合わせはお電話で・・・090-8476-5024)

こ〜んな感じです。(昨年の画像)


飼育場住所
東京都足立区竹ノ塚7-21-20

石亀駐車場内

TEL:090-8476-5024
駐車スペース有

2012年11月12日

先週は喜楽らんちゅう会の売り立て会、土曜日はHONOの飼育場の売り立て会も無事終了しました。
遠方より来ていただいた方もいらっしゃり、感謝感謝です。
そして、昨日は横浜観魚会さんの売り立て会にも参加させていただきました。売り立て会が終わり、急いで高速に
乗って自宅に戻り、喜楽らんちゅう会の理事会に参加しました。う〜ん!昨日はハードな一日だった〜!

<11月10日(土)HONOの飼育場の売り立て会>
何ていい加減な洗面器の並べ方・・・
君は売れ残り!
後で反省会しよ〜ね。
11月11日(日)午前10時より 横浜観魚会さんの売り立て会風景

もろピンボケ!
書記のチョッチョリーナさんに庶務のチンゲン菜さん!一番右が理事の
おまんた囃子さん・・・奥に写っているのは新しい塾生さん??
 喜楽らんちゅう会の支部長さんでした〜!
そして撮影しているのが理事長のHONOです。
とても会幹部の理事会に見えない・・・ね。

これで今年の行事は全て終わりです。お疲れ様でした〜!

早い方は既に冬眠させているかもしれませんね。
HONOの飼育場も売り立て会のため、いったん全て更水にしましたが、徐々に割り水を多くし冬眠の準備段階に入ります。
餌も赤虫を1日1回〜2回程度に抑えています。晴れた日は日中水温も上がり、夕方はすごい食欲になりますが、朝まで
にいっきに水温が下がるため、与えすぎに注意します。この時期、夕方に与え過ぎると早朝の水温が低いため、糞が出せ
ない状態になり調子を崩すことが多いです。

しかし、冬眠前にもう少し魚を大きくしておきたい・・・もう少し太らせておきたい場合は、やはりヒーター飼育が必要です。
バンバン水替えもできない時期ですので、バイオ飼育でじっくり育てるのもお勧めです。
下の画像は本日遊びに行って撮影したお友達の飼育舟です。80gのプラ舟に二歳が5匹入っていて、今年の春から現在
まで一度も水替えしていないそうです。新記録達成!これはやり過ぎだべ〜!
<半年ぶりに少し水替えをするそうです。>

魚が全く見えない・・・あっ!いた〜!・・・って感じです。
バイオの活性汚泥(微生物群集)で真っ黒に見える飼育水、臭いも無く魚はバリバリ元気でした。
(これは極端な例ですので、もう少し水替えしてね)

こちらは、いただいた1200cmの大型アクリル水槽で実験中!
外部濾過+大型スポンジフィルター+バイオシークスルーA/Bのトリプル濾過でどれだけ、飼育水が澄んだ状態
を維持できるかの検証をしています。画像はスタート(濾過が立ち上がってから)から1ヵ月が経過しました。
スポンジフィルターも洗っていません。冬場の飼い込み(ヒーター飼育)にも便利かもしれませんね。

小さい仔も大きい仔も混ぜての飼育ですが、とにかく低水温にもかかわらず
凄い食欲です。特に雌は小さい仔まで、抱卵した感じで、水替えを延ばすバイオ
飼育は産卵促進効果が非常に高いのではないかと前々から感じています。
また、餌食いの悪い仔や調子を崩した感のある仔は、この水槽に入れておくと
直ぐにバリバリになります。なんてたって手間いらないからね〜!


2012年11月25日

お久しぶりっこです!
決算業務でバタバタしていました〜!ごめんちゃい!
そうこうしているうちに、ほぼ冬眠の水温になってきました。
雄は追星もはっきりして、雌は卵管が出っ張った感じになりました。

健康状態も良く、良く肥えた状態で冬眠を迎えたいですね。
冬眠明けの産卵も早いです。

まだ、暖かい時間帯に1回〜2回餌を軽く与えています。
水温も低くなってきましたが、バイオも十分に働いているようです。
排水栓の上にバイオの活性汚泥(微生物群集)が溜まっています。

悪いものではありませんので、取り除く必要はありません。手にすくって臭いを嗅いでも無臭です。

今日は神奈川県のアーロンさんより、貴重なバイオ飼育のご意見・ご感想をいただきましたので、ご紹介させていただ
きます。色々試していただき、とても参考になります。ありがとうございます。

HONO様こんにちはm(_ _)m
参考になればど、らんちゅう以外での報告を…
私はアジアアロワナの超幼魚を今年の初旬に飼い現在、8センチから20センチと成長しました!
ケチケチ飼育で水温ら22度飼育です!
まぁ夏場は29度まで自然と上がってしまいますが飼育環境で最高のアジアアロワナになります!
バイオちゃんを上手く使いこなせば透明度もご覧のとおりです!
最高のスーパーレッドに成長しております!バイオちゃんHONO様ありがとうm(_ _)m        

追記:参考になればと一報したまでなのでバイオ日記にとなると雑な文なので更に詳しく報告します!
まずアジアアロワナ紅龍についてはワシントン条約の関係で高額です!
昔より安価になったとは言っても数十万円します。(HONO系らんちゅうよりは希少価値ないですが()
なのでこれまた、らんちゅう同様に飼育に勇気が必要です。
しかしながらアジアアロワナの場合はらんちゅうより丈夫なので飼育は簡単だと思います!
バイオを使って明らかに違う点は、左右の傾きがなく真っ直ぐ泳ぐ(腸など内臓の状態が良くなるからと推測)事や幼魚期からはなかなか赤くならないが当魚は写真のとおり赤くなり始めている点は最も優れていると感じます。
また、透明度のあるバイオ水の作り方は、水槽全面に苔が付着しするまで若干、透明度悪いが我慢しながら週1位で3分の1程度、水換え!これを繰り返していると同じ苔でも茶色に苔から緑の苔になります!
このあたりからは硝酸濃度も上がらず素晴らしい自然循環状態となりす!
ここで安価な苔食い職人のプレコという魚を導入!苔を綺麗に食べてくれます!しかも硝酸濃度上がらず!こうなると透明度ピカピカのバイオ水完成です!
らんちゅう飼育と違う点はアロワナは直ぐに大きくなってしまうので、餌は多量に与えません!
なのでこの透明バイオ水が熱帯魚飼育は可能なのかなぁ?と思うのですが!きっとらんちゅう飼育も上手くいけば透明度ピカピカバイオ水が可能なのではと推測するのですが…素人判断すみませんm(_ _)m
更に参考ですが、子供がオオクワガタの幼虫を飼育しており、その中の一つの飼育ビン内にバイオのかすを入れておいたら成長が速いです!オオクワガタは幼虫の時にどれだけ大きく出来るかで成虫の大きさが決まるので来年の夏が楽しみです!
ベルツノガエルの飼育水にもバイオを少し入れるとツノガエル上位の死因である糞詰まり(^^;)便秘による死を防げます!ヒョウモントカゲモドキの飲み水にもバイオ水を数滴!脱皮の時の失敗が無くなります!
今度、乾燥の季節なのでバイオ水霧吹きをと考え中(^^;)以上、らんちゅう以外での熱帯魚や昆虫や両生類や、は虫類飼育の報告です!
らんちゅう飼育は、いかに水換えを少なくし…って部分が前面にあると思いますが、多種の飼育生物に良い結果をもたらすと思います!ちなみに我が家の愛犬ラブラドールもバイオ水を飲んでます()私もバイオ水の焼酎割りにしようかなぁと思う今日この頃です!
追加、参考情報でした〜追伸!HONO様、この位の宣伝で良いですか?嘘です事実です()
アーロンより(^^;)

う〜ん!すばらしい〜!・・・しかも、ノリがHONOに近い・・・
しかし、本当にありがとうございました!その後のご報告も楽しみに期待してま〜す!
来週からホームページのタイトルを「飼育生物ギャラリーHONOバージョン」に変えようかな??何だかわからんタイトル・・・


2012年11月27日

いや〜!水が冷たい〜〜〜!さすがにハウスでも冬眠開始の水温になってきました。
12月初め頃までは飼育水の状態を見極め、割水での水替えを少し行い、来春までの冬眠開始となります。
※割水での水替えを含め、水替え時は必ずバイオを投入しています。)
冬眠中、HONOは基本的に水替えも餌も与えません。
※冬眠中は10日に一回程度、バイオを投入します。

<魚の調子が悪いと思う方へ>
低水温の冬眠状態では、病気の症状もでません。
魚の体調を崩した状態で冬眠させると、春に起こしてから必ずと言っていいほど調子を崩します。また、厳しい冬眠に耐えられない場合もあります。
できるだけ魚の健康状態も良く、しっかり栄養をつけさせて冬眠を迎えたいですね。
ただし、常温では塩水浴や薬浴をしても効果が薄いと思います。最低20℃程度の加温でしっかりトリートメントして、バリバリ元気になってから、徐々に水温を下げて冬眠させると良いと思います。

魚の調子が完全でない場合や魚のサイズ(特に雌)が大きくできなかった場合等、冬眠時期をずらして年末までしっかり飼い込むのもお勧めです。
(HONOは明け二歳の場合、1ヵ月程度の冬眠でも仔採りに問題ないと考えています。)

HONO流の冬場の飼い込みを紹介させていただきます。
まず、ヒーター設定についてですが、いろいろ試した結果HONOは下記のように考えています。

水温 効果
16℃程度 餌は赤虫を軽く1日に1〜2回程度 サイズもほぼ現状維持であまり効果なしかな!
20℃程度 餌は赤虫を2回程度 腹はつく感じだが思った程サイズは上がらないかも!
23℃程度 餌は3回〜4回(粒餌も可) サイズもしっかり大きくなるが、水替えもしっかり
必要となるだしょう!

しっかり育てるコースは電気代も掛かりますし、水替え時の水温合わせも大変です。
そこで、お勧めなのが水槽は小さめで、魚も多く飼育でき、水替えも極力少なめのバイオ+ろ過方法です。
<外部ろ過器や上部ろ過器、大型スポンジフィルター等を使用>
玄関や室内飼育にお勧めですね。
何てったって、手間がかからないもんね〜!
バイオ飼育+ろ過器飼育は安全で楽ちんげん??最強ですよ〜!

下の画像は60cmアクリル水槽に外部ろ過器を付けて+バイオ飼育ですが、かなりほったらかしです。
飼育水の透明感も保てますので、これから年末までヒーターで加温して飼い込んでみます。
お友達からいただいた仔ですが、現状では種魚にするにはちょっち小さい・・・
二歳で会に使いたい魚も良いかも?
だって・・・冬眠に入ると、急に暇にさみしくなっちゃいますよね。

60cm水槽ですが、洗っていないので苔がびっしり!
NEWバイオは茶苔が着きづらく、きれいな苔です。
上から覗くと、こんな感じです。小さいけど種に使いたい
仔が5匹入っています。バイオ+ろ過器飼育では、透明
度の高い飼育が可能です。
シャワーパイプの排水を壁面に当てて水流を
抑えています。
外部ろ過器(水槽60cm〜75cm用)
ろ材付きで5000円弱でした。

昔の画像ですが、こ〜んな感じでどうですか?

2012年11月29日

すみません。突然ですが、当歳販売魚のご案内です。
とりあえず、純血HONO系からになります。一部動画もありますので、お暇でしたらご覧になって下さい。
その他も準備ができ次第掲載させていただきます。

2012年当歳種魚販売NO.1



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