バイオ飼育日記12月

2011年12月5日

らんちゅうHONO塾最終回

12月3日に最終回の集まりがありました。
早いもので、らんちゅうHONO塾も卒業式を迎えました。

最終回は冬眠時の注意等について話し合いました。
雌雄別に冬眠させるか?一緒が良いか?おまんた囃子さんが迷っていましたね。
急がずゆっくり仔採りする場合は、一緒で良いと思います。
基本的には雌より雄の方が仕上がるのに時間が掛かると思っちょります。
(例えば、雌が起こしてから一ヶ月で産卵、雄は起こしてから一ヶ月半で精子がたっぷり出る状態)
早採りする場合は、雄を早く起こす必要があるため、雌雄を分けて冬眠させるようにしています。
なんちゃって・・・

もっこり〜ずのお茶会!

塾長挨拶
塾生皆さん!これまで色々変態でしたね・・・じゃなくて大変でしたね。ご苦労様でした。やる気だけは素晴らしかった〜!
来年からは良きライバルでがんばりましょう!なんちゃって・・・  以上

卒業証書授与
とりあえず、卒業してもらわないと困るので「らんちゅうHONO塾 全課程 を修了したことを証明します」・・・な〜んちゃって

会でもやっと名前を覚えてもらえてましたね。
チンゲン菜さんって・・・チンゲン菜婦人によろしく!
おめでとう!卒業証書+ケツバットです。

いつもいじられ役のおまんた囃子さん
おっと・・・やばい文章になってしまった・・・
塾生のリーダー的存在だったいじり〜さん
最後はみんなにいじられてました〜!

最後に・・・来年は良い魚できたら、ち〜ょうだいね!皆さん!卒業おめでとう!

今年のらんちゅうHONO塾 実践編系です。
近日、HONOショップにて販売予定です。


2011年12月12日

HONOの飼育馬はハウスもどきですので、どうしても冬眠が遅くなってしまいます。
先週末は冬眠モードでしたが、本日も日中暖かく、魚がバリバリ泳いじゃっていますね。ま〜いいか・・・冬は長い
冬眠で餌を止めたら、バイオシークスルーA/Bは週一回程度の投入が良いですね。
冬眠中でも結構糞もしますし・・・水痛みと病気予防に最適です。

こちらは薄めの青水です。直ぐに濃くなっちゃうけど・・・

ある程度青水が進んだプラ舟 こちらはイッシー装置での冬眠です。条件の悪い
環境で、よりパワーを発揮します。日当たりが悪く
茶水になってしまう場合等はお勧めですよ。

本日は暖かかったので、販売予定魚の撮影を行いました。HONOショップの方に種にお勧めな魚を掲載する予定です
が、その前にちょっとだけよ!当歳はバイオHONO塾実践編の兄妹(4月の仔)です。(下画像二歳の兄妹系)

二歳 雄 当歳時日らん入賞の魚です。 いいケツしてるだしょ!



2011年12月17日

朝晩冷え込むようになってきましたね。
朝はじっと動かずに冬眠モードですが、晴れた日中は餌を求めて泳ぎまくり・・・
しっかり冷やさないといけないので飼育場の窓は全開です。

こちらは2ヶ月間以上冬眠させる予定です。3月の仔ですので魚のサイズも大きいからゆっくり起こします。

今年も冬場の飼い込み(バイオ飼育)を少し紹介していこうと思います。
その前に、節電も重要ですので保温対策もばっちり行いたいと思います。
下の画像は、左がFRP(断熱材入り)1200×1000で右がプラ舟ジャンボ180です。
今年、稚魚の孵化後20℃を維持するためにFRPの舟は200wのヒーターでプラ舟は300wのヒーターを使いました。
水量はFRP舟の方が倍近く多いです。舟の材質の違いでも、想像以上に電力消費が違ってきますね。

FRP(断熱材入り)1200cm×1000cm プラ舟ジャンボ180

HONOも来年の節電対策のために、冬眠中にプラ舟の周りに断熱材を貼ろうと思っています。
下の画像はホームセンター等で売っている断熱シートです。こちらは薄手ですが、マットタイプの厚手も物もありました。
波板の間に挟んで蓋にすると放熱が避けられ保温効果が高いですね。

断熱シート= ホームセンターで三畳の大きさで398円でした。
プラ舟に貼る保温材はもう少し厚手の物にします。厚手の物ももうちょっち高い・・・

2011年12月27日

うだうだしていたらクリスマス寒波で、冬場の飼い込みのタイミングを逃してしまいました〜!ごめんちゃい!
自宅で11月後半から冬眠させている種魚を、お正月明けに一便として起こそうと思っています。
なんだかんだ言いながら、今はじっくり冬眠させちゃいます。

朝の水温は3℃でした。さすがに魚も舟底でじっとしていました。

冬場の飼い込みをした場合、今までのHONOの経験上ですが下記のような感じで考えています。

◆設定水温16℃=餌は一日2回程度でかなり控えめ、魚はさほど大きくならず、太らせる程度だと思います。

◆設定水温18℃=餌はある程度しっかり与えられますが、赤虫主体の方が良いと思います。魚を大きくするには
            ちょっち水温が低いように感じます。

◆設定水温20℃以上=餌はしっかり与えられると思います。粒餌も大丈夫だと思いますが、できるだけ低蛋白なタイプ
            が良い かも? ある程度魚も大きくできると思っちょります。

いづれもしっかり朝晩の冷え込み対策をした方が良いですね。プラ舟の場合、舟自体の保温対策も大切ですが、
特に水面からの放熱が大きいので、蓋の保温対策も大事だと思います。

舟の蓋=波板2枚の間に保温シートを挟みます。波板のみに比べ大幅に保温力がアップしますよ。

冬場の飼い込みは、水換えが大変ですので青水(あれば)を少し割って薄い青水状態で飼育するのも良いですね。
バイオシークスルーA/Bの投入で更に水換えを伸ばすことができます。

今年一年、お付き合いいただきありがとうございました。
来年は少し気合が入っていますので、結果が出せるようにがんばりますよ〜!来年も応援して下さいね。
それでは良いお年をお迎え下さい。さ〜大掃除しよっ!



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