バイオ飼育日記1月

謹賀新年

 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。昨年はらんちゅうギャラリーHONOバージョンをご覧いただき誠に
ありがとうございました。今年は皆様にとって、すばらしい年になりますよう心からお祈り申し上げます。
今年は新たなことにチャレンジ(マイペースですが・・・)して行きたいと思いますので、
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2012年1月4日

少し早いですが、第一便(11月後半から冬眠させた)の冬眠明け準備です。
毎年説明するまでもありませんが、一応手順を紹介させていただきますね。(いつもいい加減ですが・・・)

汲み置きした更水(五分の一程度) 古水(青水)をバスポンプで移動
網2枚で古水を越して注ぎいれます。 魚を洗面器で移動して床直し完了!
現状5℃ですので、3日程かけて15℃まで上げます。
早起こしの場合、15℃以下の設定ができるサーモ
があると便利ですね。(しかしサーモ・・・汚ね〜!)
舟に蓋をするだけでも平均2℃程度上がります。
夜間は更に断熱シートを蓋(波板)に挟みます。

HONOの場合、15℃まで水温を上げて、魚が泳ぎだしてから餌を与えますが一週間程度は赤虫を一日一回軽く与える
程度にします。慣らし運転みたいなものでしょうかね。当面15℃設定ですが、徐々に設定水温を切り上げていきます。
基本、仔採りに使う種魚のため、大きく育てる飼育とは異なり、なるべく餌を控えめにして青水を維持しながら時間を
かけて仕上げていきます。

この時期は水道水も冷たいので、できるだけ水換えも伸ばしたいですよね。
雌のお腹が膨らんで柔らかみが出てくるまで、ほったらかしバイオ飼育がとっても楽チンです。雌の仕上がりも早いと感じ
ています。バイオシークスルーA/Bは冬眠明け時、餌を与え始めたら水換えを伸ばすため、暫く毎日投入がお勧めです。


2012年1月7日

今日は天気が良く暖かかったので、プラ舟ジャンボ180に断熱マットを貼りました。
材料はホームセンターで購入した断熱マットとアルミテープです。プラ舟5舟の施工で2000円程度でできました。
FRPの舟にはかないませんが、保温効果は大幅に上がったと思います。

断熱マットは発砲スチロールの亜厚さ4mmで
タタミ3畳サイズ×2枚 1枚580円だったかな?
アルミテープ25m巻き750円を使いました。(使った後)
防水と腐食を考えたらアルミテープがベストですね。
オムツみたいだけど、ま〜いいか!! とりあえず全部完了!疲れた〜!

これで、稚魚の時期にヒーター300Wを使用していましたが、200Wでいけると思います。
夜間は蓋(波板)に薄手の断熱シートを挟んでおけば、かなり節電になると思いますよ。
水温変化が少ない方が、稚魚にとっても良いですね。
これで準備は万端!!第二便の種親もゆっくり時間をかけて起こしていきます。
まだまだ先だけど、早く採りたい・・・

ま〜!きれいな青水・・・バイオは週一回投入しています。(冬眠中池)

2012年1月12日

今日は冷え込みましたに〜!朝、自宅の冬眠舟には氷が張っていました。冷たそ〜!
まだまだ、寒い日が続きそうですね。

寒いので、カメラに指が入ってしもうた・・・

こちらの池の床直しも行いました。青水の濃さで適当ですが、別舟に水温を合わせた更水3/1〜4/1程度に
古水(青水)をバスポンプを使い網で越して移します。、後は魚を移したら終了です。
夜間、蓋をするとそこそこ水温を維持できるので、 冬眠明けというより、冬眠明け前のウォーミングアップという感じで
様子をみます。種魚はいきなり起こして水温を上げて飼い込むより、ゆっくり時間をかけて慣らして行く方が良いと思います。

水温10℃程度になると魚が結構泳ぎだしますね。10℃〜13℃程度でも結構餌は食べますが、長期間餌
切りしていましたので、最初は舐める程度から赤虫を与えて慣らしていきます。今年はヒーターの設定温度
は10℃からスタートします。2週間程度したら15℃まで上げようかな?・・・と思っています。
この時期は、できるだけバイオシークスルーで水換えを伸ばしていきます。魚も絶好調〜!
青水ベースのバイオ飼育水で雌のお腹が膨らんでくるまで、じっくり飼育して行きます。

冬眠を終えた(現在慣らし飼育中)、種魚達です。


2012年1月23日

今年は第一便を起こすのが早かったかな?と思いましたが、過去のバイオ飼育日記を見るとそうでもないですね。
今年の大寒は何だかとっても寒いような気が・・・年のせいかしら??
起こそうかと思った池も、ためらって冬眠継続・・・です。

冬眠継続の舟 魚がほとんど見えない状態ですが、魚影がかすかに・・・
バイオは週一回程度投入してきました。青水の状態も良く、健康状態の良い冬眠明けを迎えられそうです。

現在、一便〜三便(3舟)ほどヒーターを入れて起こしています。

三便で起こした舟です。まだ13℃〜15℃程度ですが、餌は赤虫を1日一回一匹一かけらを与えています。
餌が足りないで泳ぎまくっていますが、この低水温では餌は少なめです。
餌を与え始めてからはバイオシークスルーA/Bを投入していきますが、この時期はできるだけ水換えを伸
ばしたいので、バイオは毎日投入しています。

こちらは二便で起こした仔達です。まだ1日一回の餌やりですがもうお腹が出来上がってきちゃったかな?やばいな〜!
ちょっと早過ぎ・・・バイオの効いた飼育水では特に雌の腹ができやすい感じがします。早すぎ注意報!

やばいっ!腹がポヨポヨだ〜!

2012年1月30日

朝晩冷え込む寒い日が続きますね。
2月入りしたら冬眠から起こす!・・・と言っていた方ももうしばらくお休みだそうです。
HONOもまだ本格的には起こしていませんが、徐々に水温を上げていこうと思っています。
今年はやる気満々で〜す!2月から仔引きしちゃおうかしら・・・??
今年は魚を多く残し過ぎてしまったので、毎日1匹のオークションマラソン出品を続けています。疲れてきたので終わりかな・・・

HONOは15℃までは赤虫を1日一回程度に留めておきます。今はバイオシークスルーの投入で
水換えは1週間程度引っ張っています。青水のバイオ飼育水で雌が仕上がってくるのをじっくり待ちます。
水換え時の割り水は水温の上昇と餌の量を増やすと共に減らしていきます。
晴れが続くと青水が直ぐ濃くなっちゃいますね。

冬眠明けで見栄えは悪いですが、起こし始めた種魚(明け二歳)です。
下の画像の仔達は、昨年バイオHONO塾の塾生さん達が教材として選別した3月孵化の魚です。




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