バイオ飼育日記7月

2011年7月6日

6月後半から夏バテで〜す!
しかも、飼育場の扇風機が一台壊れしまい、電気屋さんやホームセンターに買いに行ったら、扇風機売り場の全ての棚
がスッカラカンでした〜!!何てこったい・・・うちわでがんばろ〜かな?

一回目の研究会では、チンゲンさん残念でしたね。
冗談で言っていた、「入賞できなかったらケツバットの刑」の話ですが、うちの奥さんに話たら「止めなさいよ〜!かわいそうに・・・」という返事が返ってくると思いきや・・・「えっ!ケツバット見たい!ケツバット見てみたい!」と目をキラキラと輝か
せていました。おそろし〜・・・

週末は塾生さん達に、来年の種魚(HONOの本筋の仔)をプレゼントしました。ちょっと気が早いかしら・・・
チンゲン菜さんは、チョコバットを買ってきて、これでケツバットをお願いします・・・とのことでした。

種魚選びのじゃんけん大会! お菓子も甘いけど、考えも甘いかな・・・

木刀を手渡してしまったのがまずかったかな?
なんて嬉しそうな、おまんた囃子さん!
あひ〜!!!
ちょっとケツバットのやり方が違うような・・・
有害サイトになっちゃうよ〜!たたでさえ危ないのに・・・

遊んでばかりいないで、プラ舟バイオ飼育の方を紹介させていただきますね。
すっかりほったらかしの楽ちん飼育をしていましたので、舟は苔だらけです。
本日で15匹に絞りました。

久しぶりの水換え(全とっかえ)です。

今日は4匹ハネて、15匹としました。 面白い柄の仔がいました。フンタン両方に赤がある
から、かんざしではなくて、ほほ紅って柄名かな?
色変わり終盤ですが、色上がりが良い感じですね。色上げ与えていないのに・・・
右の仔は残念ながら目幅がないのでハネ仔ちゃんです。太くて良い仔なのに・・・

バイオの湧かし方ですが、お友達のらん友さんのお勧め方をご紹介いたします。
混ぜるスプーンもいらないのでとっとも簡単です。
バイオの投入量に合わせペットボトルのサイズを選びます。
100リットル〜400リットルの舟の分でしたら、500ccのペットボトルが良いですね。
それ以上多く湧かす場合は1リットルのペットボトルが良いと思います。

バイオ1gに対して100cc程度を湯沸かし器で
ペットボトルに注ぎ込みます。(40℃弱)
バイオをペットボトルの口から投入します。
バイオAとバイオBは湧かす時だけ別々にお願い
しますね。
シャカシャカ・・・カッコいいでしょ! 約10分程度放置します。
しばらくすると菌床が沈殿します。
上澄みだけ入れたい場合はゆっくり舟に注いで下さ
い。菌床ごと投入する場合は、再度よく振ってから
投入して下さい。
撮影のため片手で2本同時に入れていますが、
無理があります。一本ずつ入れましょう!
手のひっしさを見れば分かるでしょ!

菌床のカスを舟に投入したくない場合

網で受けながら投入して下さい。 飼育水でじゃぶじゃぶしていただければ、バクテリア
はほとんど菌床に残りません。

うちのハネ仔ちゃん水槽です。
ピーク時は60cm水槽に当歳のハネ仔ちゃんが50匹以上入っていました。餌はかなり与えています。
水換えはほとんどしていません。最初飼育水が白濁しましたが、バイオシークスル―を規定量の3倍〜4倍投入した
ところ数時間で飼育水が透き通りました。NEWバイオは投入量を増やすと、かなり浄化能力が上がります。
水槽立ち上げ時や魚が多い時等はバイオは少し多めに投入すると効きが早いですね。

良くこれで、病気が出ないな〜?不思議!


2011年7月12日

やばいやばい!日中に飼育場で思わず長居してしまったら、夜に頭が痛くなってしまいました。
氷枕で頭を冷やし早目の就寝・・・本当に殺人的な暑さです。
早朝か夕方以外、飼育場では作業ができないですね。気をつけなければ・・・
先週末は塾生さんが集まり、白玉あんこを食べながららんちゅう談義です。
塾生さんが3回目まで選別した3月の仔であ〜だのこ〜だのくっちゃべっていました。
再来週は2回目の研究会・・・塾生さんがんばって〜!今度は何の刑かな?

面白い画像が撮れなくて、ど〜もすいません!

この暑さでどんどん柄落ちが目立ってきました、
まだ7月初め・・・夏が終わる頃には・・・恐怖!!
まだ、柄が残っているうちに動画にしてみました。(3月の仔、6月25日撮影)


3月の仔の動画

しかし、暑さが増すにつれバイオの効きが大幅にアップしてきました。本領発揮です。
今年は多少無理な飼育をしても、これだけ魚の調子の良い年は初めてです。かなりバイオに助けられています。

糞の分解も早く、舟底に沈下しさらさらになっています。

こちらはハネ仔ちゃん池ですが、週一回半分程度の水換えです。
NEWバイオの浄化能力が大幅にアップしたせいか、飼育水が濁らず透明感があります。
嫌な臭いもなく、魚も絶好調ですよ。

飼育水中に浮遊する汚れ(有機物)はバクテリアが包み込み、
さらさらになり、舟底に沈下させるため飼育水の濁りが少なくなるようです。


2011年7月21日

今日は急激に冷え込みましたね。人間にとっては過ごしやすい1日でした。
こんな日は餌を与える量を加減するようにしています。

暫くほったらかし飼育をしていた協会系国産黒らんちゅうですが、魚のサイズは10cm程になりました。
色変わりしてしまう仔もいますので、最終的にはどいうなるのかしら??

黒らんちゅうというよりは鮒色らんちゅうです。ずっと青仔のままって感じかな?

WらんちゅうHONO塾用のプラ舟バイオ飼育の仔は12匹まで絞り込みました。
これから徐々に魚に幅がでてくると思います。8月に入ったら10匹にする予定です。

夏の水温が高い時期は、バイオの効きもマックスになります。
下の画像は朝餌を与えて、午後1時の画像です。
網を入れて糞濾しをしてみましたが、既に糞も粉々(さらさら)な状態です。
水換え日(水換え後)はバイオをしかり入れて、翌日からは規定量の半分程度でも毎日投入するのが望ましいです。
白濁した状態でも、翌日の朝には透明感のある飼育水で嫌な臭いもなくなります。
今年はNEWバイオで全池病気知らずです。ここまで調子を崩すことが全くありません。

舟底にさらさらな有機物(糞の分解された)カスが溜まりますが、有機物にバクテリアが密着して沈下させた
活性汚泥ですので、取り除かなくて大丈夫です。

4月15日孵化の仔ですが、面かぶりの粋な仔ができました。面かぶりだけど頬白ですね。
尾と手に赤がしっかり残っています・・・消えないでくり〜!!

皆さん!日らんでお会いしましょう!なんちって・・・


2011年7月24日

今日は喜楽らんちゅう会の二回目の研究会です。
とりあえず、塾生さん全員揃って魚を出陣できました。
本日もありったけの会の洗面器を出しても足りないほどの出魚数でした。すげ〜魚のレベル高〜い!
上位30位が入賞ですのでなかなか厳しいです。

HONOはらんちゅうHONO塾の4月15日孵化のプラ舟のほほ紅??の仔と3月の仔2匹を持って行きました。
結果は7席と8席でした。

プラ舟バイオ飼育の仔(4月15日孵化) 3月の仔

何と塾生さん3人とも入賞です!ケツバットできなくて残念!・・・じゃなくて全員入賞して良かった〜!

いじり〜さんの初入賞!
いじり〜さんのニックネームも初登場!
画像は9しか見えないけど19席です。
おまんた囃子さんは一回目に続き入賞です。
チンゲン菜さんの研究会初入賞!2匹 ケツバットぎりぎりだけどおめでとう!

早速、HONOの飼育場でアイスを食べながらお祝いです。
今年はとにかく魚を出陣できれば良し・・・みたいな感じでスタートしましたが、全員入賞は本当にえがったです。
今回はチンゲン菜夫人も一緒に記念撮影です。

マウスを画像に合わせると怖いので止めましょう!


2011年7月31日

このところ梅雨時期に逆戻りした感じの天候が続いています。
本日は水温も23℃と低めです。暑い日に比べ餌の食いも多少落ちますので、一度に与えず餌食いの状況を見ながら
数回に分けて与えています。水換え後と水換え前でも餌の食いは変わってきますので、良く観察すると良いですね。

3月の仔は11cmを超えた仔もいて魚に幅がでてきました。
何かしら欠点が見えてきて、がっかり・・・みたいな感じですね。
4月の仔はこれから幅が出てきて魚も変わってきます。お盆明けまでじっと我慢の飼育です。

3月の仔

らんちゅう塾用のプラ舟バイオ飼育の仔達は現在11匹です。研究会で使った仔は、一時別の舟に入れています。
調子も崩さすに元気ですので、近々プラ舟に復帰です。
8月から10匹に絞り込みます。

まだ魚が幼いですが、これからしっかり飼い込んでいきます。

同じ4月の仔(別の舟)です。まだ9cm程度ですが、腰の太い仔です。
これから幅が出てくるので楽しみです。来年の種にしようかしら?

とにかく、魚の病気だけは注意ですね。病気をしてしまうと魚が悪くなるばかりか1ヵ月成長が遅れてしまいます。
NEWバイオで病気知らず・・・というか孵化からこれまで全く調子を崩す兆しもありませんでした。いいよ〜!

明日はケツバットの日・・・じゃなくてらんちゅうHONO塾の日です。もう教える事も無いんだけど・・・



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