バイオ飼育日記1月
 
2011年1月7日

あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

お正月はのんびり過ごしてしまいました。
昨年まで毎年、お正月は風邪をひいていたような・・・
4日には家族でアイススケートに行ってきました。
HONOは転んで頭を打ってしもうた〜・・・もう二度と行かないじょ〜!

飼育場の状態ですが、各池とも冬眠も順調のようです。
バイオを週一回投入して、蒸発分だけ更水を足しています。
青水が濃くなり過ぎた場合は、少し差し水をするようにしています。

FRP舟での冬眠 プラ舟ジャンボでの冬眠

らんちゅう仲間の間では、既に冬眠から起こし始めている方もいるようですね。早いの〜!
HONOも1池だけ冬眠明けの準備をいたしました。
半分は更水の汲み置き水に古水(青水)を半分程度移し床直し終了です。いい加減ですが・・・

HONOの飼育場はハウスですのであまり参考にならないと思いますが、舟に蓋をするだけで2〜3℃水温を上げる
ことができます。今日はまだ、ヒーターは入れずに蓋をして朝晩の冷え込みを抑えます。
日中水温が15℃近くになったらヒーターを15℃設定で設置しようと思います。

床直し終了! 蓋をしただけの保温

これからの予定ですが、ヒーターを15℃に設定したら、まだ餌は与えずに数日ほったらかしにして魚の様子を見ます。
魚が皆元気に泳ぎ始めたら、餌は1日一回なめる程度から与え徐々に増やしていく予定です。ヒーターの設定温度も
時間をかけてゆっくり上げていく方が望ましいと思います。餌を与え始めたらバイオも1日置きに投入します。
バイオ飼育で水換え(割り水)を伸ばしていった方が雌の仕上がりも早いですよ。楽ちんで安心だし・・・

※冬眠から起こして直ぐに餌をガンガン与えるのは危険ですので、ゆっくり時間をかけて仕上げて行きましょう。

2011年1月12日

毎日寒いですね。
最低気温0℃〜3℃が続きそうですので、まだまだ暫くは冬眠ですね〜!・・・と会のお友達に電話したら
「○○さん家は今年に入って2腹採ったそうよ!○○さん家も針仔がいたよ〜!」
ほんまかいな〜?? 水温20℃を維持するのも水換えも超大変そ〜!
室内飼育でないとちょっち厳しいですね。

このところお天気続きで冬眠池の青水が少し濃くなり過ぎです。魚影が全く見えなくなってしまいました。
でも、とても良い感じの青水です。美味しそ〜!明日には一度床直しをしようと思います。
1日組み置いた更水を張った別の舟に青水(元水)を割り込んでいきます。
かなり青水が濃いので3/1程度割り込みでしょうか?

青水は一度切らすとなかなかできないので、産卵が終わるまで良質の青水をキープしておきます。
使わない発砲のケース等に移して保存するのでも良いかも・・・

あまりに寒いので大きい舟を起こすのは止めて、小さめの舟で今年一番目の冬眠明けです。根性無し・・・
暫くヒーターの設定温度は15℃です。ハウスなので日中(晴れ)はヒーター設定水温より2〜3℃上がります。

バイオシークスル―A/Bの投入は最初の1週間は毎日投入で2週間目から3日に一回程度とします。
最初の一週間は餌を控えめにします。水換えは割り水で週一回3/1程度換える予定です。
しっかり雌の腹が出来上がるまで、青水で引っ張るにはバイオ飼育は最適です。
魚が調子を崩して病気になったら産卵どころではありませんからね。
起こしていきなりすごい食欲ですが、暫くは1日一回で赤虫を与えていきます。

画像が悪くてすんまへん!透明の波板で蓋をして保温しています。

冬場バイオ飼育で飼い込み中のプラ舟です。
割りとほったらかしでしたので、本日半分程水換えを行いました。水換え後バイオを投入するのが一番良いですね。
例えば3日に一回割り水で水換えを行う場合、バイオも3日に一回水換え直後の投入サイクルで良いと思います。
少しは大きくなったかしら・・・幅は出てきたような・・・

相変わらず餌食いも良く、絶好調です。

2011年1月18日

相変わらず朝晩の冷え込みは厳しいですね。
今朝はお友達から厚さ8cmの氷が張った池の画像が送られてきました。すごすぎる・・・

今日は温かく日中12℃まで水温が上がりましたので、大きい池もヒーターを設置しました。(15℃設定)
1日2日は餌を与えず、しっかり魚がお腹をすかして泳ぎ回る状態を確認します。
(元気に冬眠できた魚は水温が上がってくると元気に泳ぎだします。)
仔引きが目的ですので飼い込む時期の餌やりではなく、特に最初の一週間程度は少なめに与えます。

水温が低い状態から起こす場合は、2〜3日かけて15℃までヒーターの設定温度を上げていくと良いと思います
この場合だけは15℃以下で設定できるサーモスタットがあると便利ですね。
持ってない場合はワット数の少ないヒーターを使うとゆっくり水温が上がるので良いと思います。

日当たりの良い池から起こしています。 ヒーター無しで最高水温12℃まで上がりました。

水温15℃に達しました。無事元気に泳いでいます。

しばらく少なめですが餌も与えて行きますし、青水も崩したくないのでバイオは2日に一回程度投入していきます。
水換えは青水が濃くなり過ぎない程度に割り水で行います。この時期はバイオ飼育がとっても効果を発揮します。

今年はあれとこれで掛けたい、それとあれ・・・って感じでどんな仔ができるか想像すると楽しいですね。
なかなか思った通りの掛け合わせができないけど・・・


2011年1月26日

もうしばらく厳しい寒さが続きそうですね。
後一週間程で2月入りですので、ヒーターを入れていない舟も冬眠明け準備で朝晩は蓋をするようにしました。

日の当たる時間は蓋を開けています。

こちらは床直しを終了した舟です。
まだ常温で餌も与えていません、2月に入ったら徐々に温めていきます。

みんな元気そう!

冬場飼い込みのプラ舟バイオ飼育の仔は、このところほったらかしで青水がえらい濃くなってしまいました〜!
10日以上水換えしていないかも?そろそろ割り水しないといけないかしら・・・

最近はバイオと餌だけ入れて放置プレーです。魚が良く見えませんが、とっても元気そう!

ここでNEWバイオシークスル―A/Bの上水を使用する方法を紹介させていただきます。
菌床もすべて投入して問題ありませんが、気になる場合は菌床は網で越して取り除いてください。
なるべく分かりやすく解説させていただきますね。

バクテリアを湧かす(起こす)作業と投入方法です。
ポイントは下記の通りです。(少し寒い時期ですので、湧かす水温は高めにしています。)

1.バイオシークスル―A/Bは別々の容器で湧かしてください。投入は一緒で問題ありません。
2.使用量の目安は飼育水100gに対し各バイオ1g(付属のスプーンで山盛り一杯)です。
3.バクテリアを湧かす水温は40℃弱(ぬるめのお風呂程度)です。バイオ1gに対しぬるま湯は100cc程度を目安に
  入れてください。
4.バイオA/Bは良く混ぜて10分程度放置してください。

バクテリアを湧かす容器は何でも良いですが、
洗い易く割れにくい物が良いですね。
ペットボトルを切って使っても良いと思います。
バクテリアを湧かす温度ですが、放置中に冷めてし
まう要素も考えて40℃弱(ぬるいお風呂のお湯程度)
が良いと思います。湧かすだけの作業ですので、
湯沸かし器のお湯でも問題ありません。
バイオ1gに対しぬるま湯100cc程度です。
バイオAとバイオBは別々の容器で湧かします。
良く混ぜてください。
10分程度放置します。
徐々に菌床は徐々に沈殿していきます。
上澄みを投入します。
容器の底に菌床が残ります。 菌床も舟に投入しても問題ありませんが、気になる
場合、最後に飼育水を入れて網で越してください。
じゃぶじゃぶっとします。これで菌床にほとんど
バクテリアは残りません。
菌床はミジンコ池やハネ仔ちゃん池等に
使うのも良いと思います。

2011年1月28日

今年最初(1月11日)に起こした明けニ歳です。
ヒーター設定水温は15℃(夕方〜朝まで蓋)で、餌は1日一回午前中に軽く与えている程度です。
バイオシークスル―A/Bは2週間程度毎日投入します。(雌の仕上がりは特に早い感じがします。)
水換えは割り水で青水が濃くなり過ぎない程度の交換です。
このまま、もう少し温かくなるまでじっくり楽チン飼育を続けます。

魚を捕まえるのが大変なほど元気です。 雌のお腹が大きくなってきました。
卵管のでっぱりも目立ってきました。
下腹におちりの穴にかけて筋がありますね。
産卵前はこの筋が徐々に柔らかくなってきます。
軽く押して筋の硬さを確認・・・まだ少し固いですね。

産卵直前は試しに押してみたら卵がドバッ!!・・・ってなことになる場合もありますので、ご注意を!経験者は語る・・・

それでは次に・・・あっ!ジャボ〜ン!!
撮影用の商売道具のデジカメが、HONOの不注意で舟の中に一瞬落としてしまいました。
一瞬でしたが、デジカメはお釈迦となりました。人生終わった〜!!しくしくしく・・・うるうるうる・・・
それでは皆さん!さ〜よ〜なら〜!