バイオ飼育日記5月

2010年05月04日

世の中はゴールデンウイークですね。
暖かい日が続きブレーカーが落ちる心配もなくなってきました。(^_^;)
今年の仔引きも5月中旬で終了予定です。
そろそろ大きい舟も当歳に明け渡すことになりました。親魚は日当たりの悪い小さい舟に移動です。
後2匹採卵したい雌がいますが・・・ 大きい舟はみんな当歳に占領!

今日はプラ舟の4月10日産卵の仔の水換えを行いました。
バイオは2日に一回投入しています。
今日は(3回目の選別&3回目の水換え)ほとんどハネがいなかったでちょっち期待しています。
もともと孵化数が少なかったのですが、現在プラ舟で60匹程度です。
2回目か3回目の選別では魚を洗面器に移す時、百均のザルを使います。
細かいゴミが取れてとっても便利です。(稚魚が小さいとザルの目で首吊りになりますのでご注意くださいね)
水換え前 100円ショップのザルとボール
ザルは水に浮かびますので便利です。
網でゴミごとザルへ移します。
全部移動完了!
左右にゆすって細かいゴミをふるい落とします。 ゆすり過ぎだ〜!
徐々にゴミだけザルの外へ
綺麗になったらボールで受けてすくい取ります。 洗面器に移して完了

4月18日からブラインシュリンプを与え始めていますので今日で餌開始17日目です。
ペース的には餌やり3週間から赤虫を与える感じです。
後5日程度で赤虫を与え始めます。

こちらは3月25日産卵の仔です。孵化から1ヶ月が過ぎました。
日々1〜2oずつ大きくなっていく感じです。朝夕たっぷり赤虫を与えています。
糞の量も半端じゃないので、この時期バイオは毎日投入しています。(水換え日含む)
バイオは餌だと思って投入する感じが良いですよ。
この1ヶ月が勝負!がんばります。

赤虫を与え始めて間もない仔ですが、本日水換え時に背腰チェックを行いました。
大きい餞別網で数匹ずつチェックしていきます。

入れすぎた〜! 尾付け付近に難がある場合が多いので要注意です

はい終了!水換え後は直ぐにご褒美の赤虫です。


2010年05月09日

このところ良い天気が続いていますね。
日中、水温26℃を超えた時は扇風機も出動いたしました。
今年の採卵はほぼ予定数終了いたしましたので、2歳/親魚を自宅のたたき池に移しました。
昨年もバイオを投入しながら秋まで水換えをしませんでした。魚は見えなくなってしまうけど・・・
オーバーフローになっているので、雨が降った分雨水で水換えになっているかも・・・
夜、照明を点けお酒を飲みながら眺めていると時間を忘れそうです。

ゴールデンウイーク期間中に仔引きされた方も多いと思います。
HONOも5月2日にようやく一番採りたい3歳雌が産卵しました。立ち上がりも良い感じです。

今日からブラインシュリンプを与えて始めましたので、この稚魚を数百プラ舟に移し今年のプラ舟バイオ
飼育でも始めましょう!
舟のサイズに合わせた飼育をすれば良いので、今からでも十分間に合いますよ。
1日1o/1ヶ月3p/3ヶ月で9pで9月初めには12pになる計算です。(魚が伸びる時期は一定ではありませんが・・・)
みんなついて来てね〜!!とか言いながらHONOだけエラこいて全滅したりして・・・こわーい!(^_^;)

3月26日産卵(4月1日孵化)の仔は現在ピラニア状態です。
朝/夕しっかり食べさせれば結構大きくなります。
※朝の給餌はこんな感じです。
朝=15分程度で食べつくす量の赤虫与え、食べ終わったらもう一回、また食べ終わったらもう一回与えま
す。足りなければさらにもう一回って感じです。<これで朝の1回分となります。>
徐々に食べ終わる時間が延びてきますので食べる状態を見ながら量を調整していきます。
朝起きて1回、飯食って1回、くそ・・・いやトイレ入って1回、会社行く前に1回って感じですかね?
日中お仕事でいない時間帯はフードタイマーで粒餌を1〜2回与えるのも良いと思います。
夕方(夜)も朝と同じような感じで様子を観ながら与えます。
この時期は餌を多く食べさせるためにバイオを使いながらも水換えを早めに行います。
孵化から約1ヶ月と10日です。3pは超えたと思うけど・・・

今はしっかり横幅を付けたいですね。
HONOは暑くなる時間帯でしたら水換え時1℃程度低い水温で水換えを行っています。
夏場は特に2℃程度低い水温にしています。水温が下がる時間帯に水換えする場合は1℃程度高い水温
にするようにしています。なんとなく・・・

バイオバクテリア(バイオシークスルーA/B)は水換えを行わない方が良いのではありません。
水換えはできるだけした方が良い(新しい水で魚の新陳代謝を早めより餌を多く食べる)のですが、水換え
ができない時や水換えの遅れによる病気の発生を抑える手助けをしてくれます。更に免疫力強化で魚の
健康を維持してくれます。
いくら餌を食べても調子の悪い状態では魚は大きくなりません。健康維持が一番重要ですね。

初心者の方は魚の調子を見ることがまだ慣れていませんので、魚を重症の病気にしてしまう事が多いと
思います。初心者の方とベテランの方の行動の違いは下記の通りではないかと思います。
翌日から元気になるか重症の病気になるかの分かれ道になります。

<ある日の夕方>
初心者の方=今一魚の動きが悪いけど、餌は食べるのでそのまま与える。夜なので水換えはしない
ベテランの方=あっ!やばい・・・直ぐに水を換えて餌切り、場合によっては塩を少し入れる


2010年05月18日

このところ選別ラッシュでお目目が限界でしたが、ようやく一段落しました。
ゴールデンウイークが最終の採卵と思っていましたが、会用に残した2歳の雌がまたたっぷり産卵・・・
卵が多すぎて、網の上でも重なってしもうた・・・
いつまで仔引きしとるんじゃぁ〜・・・と反省しながらも17日もまた採卵・・・
今度こそ最後かな?5月16日産卵

雌親(2歳) 産卵後・・・泳ぎヘロヘロ・・・


5月2日に産卵した稚魚です。1000匹ほどプラ舟に移しましたので、これでプラ舟バイオ飼育スタートします。
孵化数日は4000〜5000匹の針仔が入っていても問題ありませんが、1回目の選別(2孵化〜2週間程度)
ではプラ舟ジャンボ180のサイズですと1000匹程度が限界になります。
特にブラインシュリンプを与えている時期はバイオシークスルーはとっても有効です。
この間はできれば1日置きに投入してください。HONOもバイオを使用してから水換え遅れによる全滅が
全くなくなりました。
HONO丸はSPを使用していきます。余裕があれば1本分のエアー量を2個に分岐して二箇所にエアレー
ションするのも細かい泡で水流が起きずに良いと思います。
それではNOエラで秋まで突っ走りませう!!なんちって・・・
週末で孵化2週間になりますので、1回目の選別を行います。(約1000匹)

雌親(3歳)

孵化後2週間程度の稚魚でしたら選別で300匹程度残すので良いかと思います。
その後は毎週半分にする感じですね。
3週目は150匹4週目(赤虫を食べられるサイズ)は75匹で5週目は40〜35匹・・・といった感じです。
黒仔からは毎週1割〜2割り程度ってところでしょうか。
品評会シーズンには5〜6匹程度の飼育になると思います。逆算するとすごい競争力ですね。
飼育の舟のサイズは変わらないので、魚が大きくなった分上手に減らして行くことが良い魚を育てるコツだ
と思います。
舟に余裕がない場合は、1回目の選別で300匹選ぶ感じにしたら良いかも・・・出来が良い時は困りますね。
特に初心者の方は残し過ぎてパンク・・・ということが多いですね。(残し過ぎ注意報!)

孵化後2週間以内に飼育水を換える場合、稚魚がpHショックを受ける場合がありますのでその間はしっか
り水合わせをするようにします。稚魚の時期はちょっち気を使います。
HONOは水換え用にトルマリン麦飯石を三角コーナーに入れエアーレーションして1日置くようにしています。
トルマリン/麦飯石を1kgずつ

基本はしっかり水換えを多くして飼育していくのがベストだとは思いますが、お仕事上なかなかできない方
も多いと思います。
こちらは水換え無し(まだ5日目ですが)で青仔を飼育しています。
バイオはいろいろなニーズに対応できますので、HONOも幾つかの使用パターをご紹介できればと思って
います。やっぱり水換えの手間を省くのもバイオ飼育の醍醐味ですから〜!
また、ろ過付き水槽でのバイオ飼育(黒仔飼育)等もチャレンジしてみようと思います。
お楽しみに〜!
バイオが活発に働いています。


2010年05月22日

プラ舟バイオ飼育の稚魚は今日で餌やり2週間いなりますので、選別を行いました。
約1000匹近く入っていましたので、ちょっと過密状態でしたがやっとすっきり!!
予定通り選別で約300匹残しました。2週間待ったのでサシも良く見えました〜!
選別前 約1000匹

選別後 約300匹

選別翌日、急に魚が大きくなりますよね。魚の数合わせ(少な過ぎても多すぎてもよくありません。)はとって
も重要ですのでバランス良く選別していきましょう。
バイオシークスルーA/Bは2日に一回程度投入していきます。(本日投入)

特に孵化後3週間以内に病気等で全滅されている方が多いようです。この時期乗り切るにはバイオ飼育は
とっても有効だと思います。

<お知らせ>
バイオシークスルーA/Bの投入は今まで、水換え翌日からと説明させていただきましたが、魚を入れた瞬間
から汚れが発生しますので魚を舟に入れた後でしたら当日から投入してください。
その方が汚れや有害物質の浄化が早いです。(訂正させていただきます。)

水換え当日から投入 左バイオB 右バイオA です。良く混ぜてね。

バイオシークスルーA/Bはバクテリア自体は変わっておりませんが、今年3月より処方がバージョンアップ
いたしました。浄化能力は従来のバイオシークスルーA/Bの約1.3倍にアップいたしました。
これにより、利きが早く水質も早く安定するようになりました。立ち上がりも早いです。
また、バイオを沸かす時間も短縮されカップ麺程度(4〜5分)の時間で十分活性化させることができます。
湧かす時のぬるま湯は湯沸かし器のお湯(ぬるいお風呂程度)で問題ありません。
(バクテリアを起こすだけの作業ですので、水道水の塩素は問題ありません。)
投入前に良く混ぜてくださいね。

3月26日のHONO系2歳の仔です。
もう直ぐ産卵から2ヶ月になります。徐々に色も黒くなり目先が出てきました。
現在、オークションに出品している仔の兄妹どえず!

サイズは4cmを超えてきました。良く食べて良く泳ぐ時期です。

今日は宮城のS様よりうれしいお便りをいただきました。
ご紹介させていただきます。

HONO様 こんにちは 
実は昨年・・・バイオ飼育にて地元品評会にて当歳魚大の部で東大関を頂いて居りました・・・
まぎれもなくバイオシークスルーの力による獲得で間違い御座いません!!ご連絡が遅くなってすみません。

飼育暦も浅く(2006年11月頃は初心者で落としてばかりでした・・・)、そんな折にバイオとの出会い・・
飼育レベルが格段に上がった?!と思 うほどの楽チン飼育!!!・・バイオシークスルーのお陰です!
・・・して・・・黒仔の時分譲していただいた5月10日孵化のHONO様の仔達は地元当歳では大き過ぎとなり、
2歳に・・・と言う・・・もし当歳に出していればあるいは!?・・・

当歳 大の部 東大関

HONO系 東西前頭一と東前頭二の三連ちゃん入賞

普段の飼育は、一時は新水で煽りましたが、バイオシークスルーのきちゃない水(汚い水)=ん〜・・栄養
満点の良水で魚は大きくなりました!!・・・新水で煽っているいるときより、バイオの魚が見えない位の状
態の方が太身が付き、色揚がりも良かったです!!・・色揚げの餌は殆んどあげてません!!!
正直、魚を見たい!!と言われた際は、立ち上げ直しました(理解出来ない方は虐待??に見えるも?)
青水でもないのに!?・・・と不思議に思われるでしょうね〜!!

兎にも角にも、タタキもない・・スペースもない、面倒見ている時間もない・・そんな私にはなくてはならない
バイオシークスルー!!!!!!! ま た、HONO丸エアーを強めに使用で溶存酸素量を増やし・・
餌喰いが落ちたかな?・・と思う時は半分か三分の一水換え・・または、差し水で手抜き を・・・
入賞魚達は最大プラ舟140に7、8尾・・また、120ですと6,7尾、80で5尾程度で飼育しました!!!

バイオ未使用時はサイズが大きく出来ませんでした!!・・がバイオ使用で健康で、大きく・・また、品評会
後、鰓に掛かりましたが治療、 養生も2回で完全復活・・・・・・
やはりバイオAとBの効果でしょう!!!

狭い、時間が無い、また、病気に対し免 疫が出来る・・
魚もバイオを上手に使用すれば通常より巨大にすることも可能!!・・・
私にはメリットだらけで御座います!!!! バイオシークスルーなしでは安心して居られません!!!

あまり画像(品評会時の)が御座いません・・・
もちろん・・画像の仔達超元気に過ごしております!!!
バイオシークスルーとHONO様に感謝致しておりま す!!!!!!
これからも宜しくお願い致します!!!!

品評会初参加ですごいですね〜!すばらし〜!!!おめでとうございます!
バイオの助けもあるかもしれませんが、しっかり飼育管理していないとこの魚はできません。
東大関の風格バッチリですね。いや〜!お見事です。
今年は自家産で順調に仔引きができているようですので楽しみにしています。がんばってくださいね。HONO


2010年05月29日

今日は抽選委員長の運動会で朝からずっと小学校へ行きっぱなし・・・
今頃、シュリンプだめになってるだろ〜な〜!・・・と思いながらビデオ撮影していました。
採卵は終わりと言いながら、なんだかんだ孵化したてが3舟、卵が2舟・・・え〜かげんに・・・
ブラインシュリンプ追加購入せんといかんですな〜!!えへらえへら・・・

プラ舟バイオ飼育の仔は一回目の選別から5日目の27日に水換えと同時に2回目の選別を行いました。
1回目の選別後は舟がスカスカに見えましたが、あっという間に魚が増えたように感じます。
成長期は一週間以上同じ匹数を維持しないように減らしていくようにしています。
この時期のバイオ投入は1日置きがお勧めです。
一回目の選別後3日目 一回目の選別後4日目
ここで一回ブラインシュリンプの綿をお掃除・・・通常水換えですが、バイオ飼育で水換えを延ばしますので、
できれば選別網等で取り除いた方が良いと思います。(耳かきみたいなもんですかね)
一回目の選別後5日目 ぷっくりしてきました。 洗面器に魚を移す時にワンクッション割り水を
しています。舟の水換えは全水更水です。
70匹程ハネて約230匹残しました。
2回目は一回目の選別の取りこぼしをハネます。
選別(水換え)後です。また5日後に3回目の選別と
水換えを行う予定です。

こちらは水換え無しではありませんが、割り水バイオ飼育のプラ舟です。
週2回程度3分の一水を換えています。楽チン飼育です。
成長期は全く水換え無しで飼育するより、バケツ1杯でも定期的に水換えをすることをお勧めいたします。
バイオ楽チン飼育をする場合、魚が見えづらくなってきたら部分的に水換えをする感じが一番お勧めです。

毎年登場していただいている大阪のOさんから直近のバイオ飼育画像を送っていただきました〜!
大阪のおっさん・・・いや大阪のOさんは飼育のほとんどがプラ舟で毎年すばらしい魚を作っちょります。
今年も魚のできが良さそうで、末恐ろしいほどフンタンの発達の良い黒仔ですね。びっくりくりくりくりっくりっ!
現段階ではそうとう餌を与えているので、バイオを投入しながらも定期的には水換えを行っているそうです。
バイオ飼育のプラ舟とその中の黒仔達・・・そろそろトラですね。

「本日、魚が見えないバイオ飼育の舟からかわゆい仔がでてきました」とのことです。
すごい発育したフンタン!秋にどうなるのか見てみたい・・・
すご〜いほっぺた!!つぶして・・・いや!触ってみたい・・・




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