バイオ飼育日記3月

2012年3月3日

久しぶりに風邪で寝込んでしまいました。そろそろ産卵開始なのに、しんどいの〜!
早く体調を整えないといけませんね。
うちの抽選委員長もインフルエンザで一週間も学校を休んじゃっています。

3月に入り、徐々に寒さも和らいでくると思いますので、そろそろ仔引きスタートさせたいですね。
いよいよ、産卵してもよい水温域にサーモの温度(18℃)を設定しています。
水換えも徐々に青水の割り水を減らし、更水に近い状態にしていきます。

雌はお腹が少し目立ってきた頃から、狂ったように餌を求めてようになってきます。
そうなってからは産卵モード全開ですので、しっかり餌は与えた方が良いと思います。

下腹も柔らかく、肛門様も紫色になってきました。
水温を上げたらいつ産んでもおかしくない状態です。

とりあえず、風邪を治してがんばりま〜す!


2012年3月10日

ご心配お掛けしました〜!ようやく風邪も治り体調も整ってきました。しかし、産卵時期ですので体に気をつけなければいけましぇんね。
本日の朝、今年の初産卵がありました。一腹目から雄雌共に大本命で採れました。

前日の夕方から、雄雌共に魚の動きが活発になってきました。
(上記画像は産卵前日) 10日の早朝から産卵が始まりました。
産み始めたので、掛け合わせたい雄を発砲に移して人工授精を行いました。
発砲スチロール箱の底に網戸の網を敷いて、雄の精子から絞ります。その後、産卵中の
雌を入れて数回に分けて卵を絞ります。卵の量が多い場合、もう一枚網を入れて卵を絞ります。
この時の注意点は、卵が固まって網につかないように、手で混ぜながら卵を絞ります。

人工授精の後は日除けの蓋をして、サーモヒーターの設定は20℃にしました。
翌日、水を全部出して更水と入れ換えます。そのタイミングでバイオAのみ少し入れておきます。
後は孵化して泳ぎだすまでこのままです。


2012年3月18日

3月14日から続けて産卵が始まりました。
今年は採りたい魚が多いので、とりあえず4月中旬まで採りまくろうと思います。
しっかりバイオ飼育を記録していくのは4月の仔にしますので、もうちょっと待ってて下さいね。

序所に孵化箱が増えてきました。 お腹パンパン!この雌もそろそろですね。

10日の最初の仔は孵化してブラインシュリンプを与えていますが、孵化まではこんな感じです。
最初の仔は受精率は良かったのですが、立ち上がりが今一な感じです。
卵だけの状態でも、水はかなり痛み臭いもきつくなります。
孵化するまでに一回、バイオAを投入しておくと臭いも消え良い感じになります。

産卵から2日目(この段階で受精率が分かりますね。ちゃんと受精した卵がしっかり飴色になります。)
産卵から3日目(目がついて黒っぽくなってきます。) 産卵から5日目完全に孵化して泳ぎだしています。
画像が悪くてすみません。

今日は天気も良くなかったのですが、HONOの所属する会の二歳会でした。
とりあえず、雨は止んでいたので良かったかな?
HONOは売り立ての魚ばっかり持っていって、売り立ての魚から1匹出陣です。な〜んていいかげんなやつ!!
結果は13席で、塾生さん達に負けてしまいました〜!ま〜世の中そんなもんですね。当歳でがんばろ〜!

もうちょっと尾張りが欲しい・・・

塾生さんの二匹はベスト10入り!素晴らし〜!
チンゲン菜さんは、ドボンして今年も春からケツバットです。

塾生のおまんた囃子さんの二歳 個人塾生のチョッチョリーナさんの二歳

えっ!チョッチョリーナさんは誰ですか?って!
昨年、個別指導の塾生さんです。塾生さんメンバーに入れるのは危なそうだったので・・・
自分で仔引きして昨年、研究会・品評会の初入賞を達成しました。今年は東部大会出陣目標だそうです?

チョッチョリーナさんの横見だけいただきました〜!
次回は正面からアップでお願いします!

会の後はお決まりのコースでHONOの飼育場です。
今日はチンゲン菜婦人もご一緒に!・・・しまったケツバットやるの忘れた・・・

2012年3月25日

今回の大潮で産卵ラッシュです。20日〜24日の間に8腹程採れました。3月10日から合計で12腹です。今年は全て人工授精です。
HONO系の本命も採れましたので、後は出来次第ですが、良ければ今年は早めに産卵を切り上げようと思います。
ちょっと魚を休めてから種親の画像を紹介させていただきますね。

孵化箱の置き場が無くなってきました〜!
孵化箱((発砲スチロールの箱)のサーモヒーターは
60W〜80Wです。
日が差してからから産卵が始まった雌です。
遅すぎる・・・精子が紫外線に当たらないように
日除けをしながら人工授精しました。

網戸の網を孵化箱(発砲スチロールの箱)より、
一回り小さく切って箱の底に敷いて人工授精します。
卵が重なると画像のように無精卵になってしまうので
ひとつの網に卵の絞り過ぎは禁物です。
孵化して泳ぎだしたら早めに網は取り除きます。
数回シュリンプを与えて、プラ舟にボールで水ごと
割りながら移します。

もうちょっと産卵が落ち着いたら、最初から流れでご紹介いたしますね。
追記:塾生のチョッチョリーナさん出産おめでとう!・・・じゃなくて産卵おめでとう!ついでにおまんた囃子さんも産卵おめでと!



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