バイオ飼育日記7月

2012年7月6日

7月に入り暑さも増してきました。
3月中旬産卵の仔達は色変わりもほぼ終わり、徐々にふっくらしてきました。
色変わりが終わるまで冷凍赤虫の給餌をメインにしていましたが、この先は粒餌50%、赤虫50%って感じで与えます。
8月は赤虫30%、粒餌70%といった感じです。
NEWバイオの浄化能力もアップしておりますので、粒餌の水傷みも気になりません。
これからバイオの本領発揮の時期です。
水温の上昇と共に、バイオの活性もピークに達していきます。
他のブリーダーの方に比べ、水替えはかなり遅い方ですが、全池絶好調で、一度も調子を崩していません。

一月ほど前に120匹ほど入っていた仔は、
現在50匹弱まで絞込みました。1500×1500舟
見ずらい画像ですが、
色変わりの痩せも終わり太みも出てきました。

こちらも3月中旬産卵の仔です。
水替え時に洗面器の水も割水しているので、写真がきれいに撮れませんが・・・あしからず

が〜ん!・・・今年は何故かちょび髭柄が多いじょ〜!

こちらは3月後半の仔で、何故か色変わりが遅く3分の1は黒仔のままです。
歩留まりが良くなかなか減らない池です・・・本日で65匹入っています。
水替え5日目の画像です。水替えするのがもったいないほど良い感じで飼育水です。
まだまだいけますが、餌食いを良くするため本日水替えを行いました。
水替え時にNEWバイオを投入しておくと、水替え遅れによる「やっちまった〜」・・・がないので、本当に楽ちんで安心です。
バイオを使用していない時は、水替え3日目、もしくは4日目が限界で、4日目には魚が赤く血がにじんだようになって
いましたから〜!

赤虫1日4枚+粒餌を与えています。水替え5日目とは思えないほど、臭いもな無くこなれた飼育水です。
多い日も安心!・・・何がやねん・・・

プラ舟バイオ飼育の仔は、ほぼ色変わり終了ですが、まだ、痩せた感じが戻りませんね。
徐々に膨らんできて魚の見栄えが良くなってくるかな?現在、18匹残りです。

ほっぺもしっかり出てきました。腰が太く目幅のある仔ですので来年の種候補にしようかな?

2012年7月12日

このところ、お墓参りや母親の病院への送り向かい等、遠出が続いてしまい、ついつい水替えが遅れ気味・・・
晴れた日は飼育場の室温も高くなり、水傷みも激しくなってきます。
でも、水温上昇と共に、バイオの威力も大幅に上がってきますので安心です。

下の画像は、前日の夕方に消化されない赤虫の殻がたくさん浮いた状態(左画像)ですが、
翌朝には沈下(右画像)して目立たなくなっています。
糞を含め粉々に分解された状態になっています。

夕方の消化されない赤虫の殻が浮いた状態 翌朝の水面の状態(分解が進み沈下しています)
糞は粉々になっているため糞濾しできません。 粉々になって沈下した状態
糞濾ししてみますが・・・ こんな感じで網を通ってしまいます。
糞濾ししたものをボールに入れてみます。 1分程度で沈下した状態になります。

アップで見るとこんな感じです。糞のドアップ!・・・稚魚の時の糞みたい・・・
これを顕微鏡で見ると、微生物の集合体になっています。

この粉々になったカスのようなものは、糞等の有機物にバイオが取り巻いて分解(減量)しているものです。
嫌な臭いもありません。バイオが密集したろ過材のようなもので、次から次へ汚れてくる糞等の浄化サイクルを促す
ものですので、水替えまでは取り除かないで下さいね。

話は変わりますが、今日は針仔から育てて魚を大きくできなかった場合の説明です。
HONOも初心者だった時のことを思い出して、えらそうに説明してみます。
下の2つの洗面器はどちらの洗面器もハネ仔ちゃんですが、孵化日は同じ日です。どちらも病気経験無しです。
左の洗面器の仔は、この状態から餌をしっかり与えても、右の仔に追いつくばかりか、どんどん差がついていって
しまいますね。

同じ孵化日の仔達(黒仔までの飼育が本当に重要ですね。)

原因は黒仔までの、成長軌道に乗せられなかったことです。
大体は成長過程で、数減らしが上手にできなかったことによる餌不足が大きな原因だと思います。
HONOも最初、経験不足のため、病気が怖くてしっかり餌を与えられなくて大きく育てられませんでした。
稚魚が日々成長しているのに、魚の数が一定でシュリンプや赤虫等の餌も同量の場合にそうなってしまいます。
難しいですが、逆上がりと同じように一度大きくできた経験を持つと翌年からも大きく育てることができるように
なりますよ。

今日は5月の「HONO系純血の青仔=バイオ飼育トライアルセット」をご購入いただいた埼玉のMさんから
稚魚の成長した画像を送っていただきましたので、ご紹介させていただきます。

HONOさん
こんにちは 色変わりも落ち着いてきて、現在1軍池には17匹入れてます。
ヘタクソな飼い主にもかかわらず、バイオのおかげで病気知らずです。

到着時の画像 現在の画像

すごい!上手に育てていますね。素晴らし〜!HONOも負けないようにがんばろ!
これから幅がついてきて見ごたえのある魚になっていくと思います。
楽しみながらがんばってくださいね。メールありがとうございました〜!


2012年7月19日

連日の暑さで、飼い主の餌食いが落ちてきました〜!魚達は良く食うこと・・・
水替え作業等は朝夕でないと、確実に熱中症になりそうです。
3月の仔達はほぼ色変わりも終わり、まだまだ幼さは抜けませんが体形もふっくらしてきました。
これから、しっかり飼い込みの時期ですね。
水替え5日目の割りにバイオのお陰で飼育水の汚れも少ないです。
水替え時に尾を傷つけたりしないように、魚を移動する時は慎重に扱います。

排水カゴで水深を浅くしてから、1匹ずつ手で魚を
洗面器に移動するようにしています。
お魚チェックタ〜イム!
尾まくれが増えていませんように・・・

だいぶコロコロしてきたかな? サイズ的にはこんな感じです。
尾構えの良い仔は尾捲くれが怖い・・・ が〜ん!左尾の柄が〜!

プラ舟バイオ飼育の仔達は、本日で12匹に絞りました。
成長軌道に少し乗り遅れた感はありますが、これからしっかり飼い込みます。

更紗が多いじょ〜!これから幅がついてくると思うだども・・・

本日は、山梨県のSさんからお便りをいただきました。
ご丁寧に画像入りでありがとうございます。ご紹介させていただきますね。

HONOさん こんにちは
らんちゅう飼育4年目、鑑賞をメインに日々飼育を楽しんでいます。
スペースは広くありませんが、家の飼育です。

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当歳から四歳魚まで40匹程飼育しています。(家の裏はすぐ山です。イニシシも出る超ド田舎です。)
以前は水槽飼育でしたが、2年前から屋外で舟での飼育も始めました。
バイオ飼育はまず水槽から始めてみました。
(下の写真の魚は2年前にオークションでHONO様より青子で譲って頂いた魚です。

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屋内水槽バイオ飼育の三歳魚 愛用のバクテリア沸かしキット。
パッケージ同色のお気に入り計量カップ!

120cm水槽に上部、外部濾過器を使用しています。水替えは月1回半分、バイオシークスルーは週2回投入です。
バイオ飼育を始めてからは病気はもちろん、体調を崩すこともなく餌食いもすごい勢いです。
今年の春からは、屋外の舟でもバイオ飼育を始めました。(当歳の作り方も勉強中です)

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バイオ飼育による当歳魚です。

かなりいい感じではないかと思っています。(8〜9センチ位)
今まで病気なく当歳を飼育出来た事はありません。しかし、今年は体調を崩すことすらありません。
バイオシークスルーの凄さを感じています。
これからもバイオシークスルーを上手に使用し、らんちゅう飼育を楽しんでいこうと思います。

すばらし〜じょ〜!
プラ舟での飼育なのに当歳もベテランのようなつくりですね。
秋の魚の仕上がりが楽しみです。
飼育環境も良いですね。舟がどんどん増えていってしまいそうで怖い・・・(^_^;)
メールありがとうございました。


2012年7月22日

今日は、地元の喜楽らんちゅう会の2回目の研究会です。
塾生さん達も全員揃い、お友達のらん友さんも来てくれました。もっこり〜ず勢揃い〜!
50cmの洗面器を全部出しても足りない程の出魚数でした。また、洗面器を買い足さなくちゃだめかな・・・
HONOは今回、4月2日のバイオ飼育日記で紹介させていただいた、発砲スチロールで人工授精した仔を
1匹と他の筋の仔を1匹持っていきました。

結果は8席と16席でした。昨年から4回続けて8席です。・・・8席はHONOの指定席かしら?
塾生さん達はチンゲン菜さんが1匹30席に入賞し、他の人はドボンしてしました。!ケツバットの乱れ打ちをご希望のようです。
しかし、らん友さんは何と1席をゲット!素晴らし〜魚でした。おめでとうございます!おらもすごく嬉しいじょ〜!
喜楽らんちゅう会でも一躍有名人!今日は美味しいお酒が飲めますね!

尾構えと泳ぎの良いバランスのとれた魚でした。できれば、もっときれいな洗面器に入れて欲しかったじょ〜!・・・

会の研究会の後は、HONOの飼育場であ〜だのこ〜だの反省会です。
「みんな〜!来年がんばろうね〜!」・・・しかし、来年の話はまだ早いだろ〜!

貞子さん・・・じゃなくてチョッチョリーナさん
「魚見てくださ〜い!どこがだめだったんですか?」
あんたはえらい!真面目じゃの〜!
それに比べて・・・手前のおま・・・いや、何でもないです。
後ろでかくれんぼしているのは、らん友さんかな?


2012年7月29日

学校も夏休みに入り、早めの家族サービスで富士急ハイランドに一泊で行ってきました。
飼育場の気温は連日40℃を超えているので、二泊はちょっち怖いですね。
とりあえずバイオ頼みで行って来ましたが、帰ってみたら、一日餌を切っていたので逆に魚の調子も絶好調でした。

富士急ハイランドに着いて、いきなり70mの落差を一気に落下するFUJIYAMA(フジヤマ)の絶叫マシン!!
入園後30分で首筋を傷めました〜!
次の絶叫マシンで腰を痛め、三つ目の乗り物で肘をぶつけて、四つ目でめまいがしてギブアップ!もうあかん〜!!
家族で遊園地はこれで最後かな?ふがふが・・・

FUJIYAMA(フジヤマ)の記念撮影用

とりあえず、家族サービスも終わり一安心・・・次はプールだと・・・
毎日暑いですが、日除けと扇風機で水温上昇を抑えています。今のところ、何とか水温30℃程度でおさまっています。
水温が高い分、バイオの活性化もピークに達するので、安心です。
8月末までに品評会サイズまで育て、後はゆっくり調整していく予定です。

3月後半産卵の仔は1500×1500の舟で30匹強で飼育しています。

11センチの巨大黒仔もようやく色変わりです。色変わりが終わったら品評会サイズかな?

プラ舟バイオ飼育の仔は、他の兄弟の池より少し成長ペースが遅れてしまいました。
本来なら7〜8匹の魚の数で良いはず・・・ちょっとほったらかし過ぎたかな?反省!
5日目で水替えを行っていましたが、1日早めてみようかしら?

少し遅れ気味・・・現在11匹です。



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